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第14回「野生生物と交通」

2月20日(土)にコンベンションセンターで第14回「野生生物と交通」の研究発表会が行われた。
第1分科会:人間と動物、第2分科会:ロードエコロジー、第3分科会:緑化・保全、第4分科会:シカ、第5分科会:エコブリッジについて発表があった。

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第4分科会から発表会に参加した。国道でのエゾシカ飛び出しによる危険地点の分析は、ロードキルを減少させるためにも是非継続してほしい研究テーマだとおもった。飛び出しの多い地区の環境が分るとエゾシカの生態理解にもつながると期待できる。
またエゾシカの被害による年間の総損失額(列車支障に伴う乗客の時間的損失価値の推計)を算出し、エゾシカ1頭の経済価値を定義して買取り価格を決めようという発表があた。それによると1頭2万数千円とのこと。
これに見合う結果となることを期待したい。
その他関東での小動物のためのエコブリッジの事例などを聞いてきた。どれもたいへん興味深い内容だった。




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第15回北海道淡水魚保護フォーラム

1月25日(日) 第15回北海道淡水魚保護フォーラムがあり参加してきた。

基調講演 「我々は外来生物にどう向き合うべきか?」 五箇公一(国立環境研究所)の話は、現在、大きな問題になっている外来種の問題についてだった。

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本来その土地にいないはずの生物が様々な理由で持込まれ、それが繁殖して在来種を駆逐し、本来の生態系を崩しているのが外来生物の問題である。

最近では、セアカゴケグモやアルゼンチンアリ等の意図としていないで侵入してきた生物も増加している。これは貿易や人間の渡航の増加によるところが大きいと考えられる。

本来日本にはいない種類の生物が、堂々と輸入され、ペットショップに並び、マニアの家へ持込まれる。そしてペットとして飼われ、やがて手に負えなくなり放置して、その生物が繁殖して在来種を駆逐してしまう。

主な問題は3点ある。
1)外来種(産業用や観賞用等)が輸入され、ペットとして販売されている。
2) 購入者の都合で、そのペットが勝手に棄てられる。
3)そのペットが野生化して、繁殖し在来種を駆逐する。
  ・・・外来種駆除が追いつかない。(予算も人手も)

対策として
1)輸入規制・・・しかしWTOのSPS協定などによって規制化が難しい
2)飼い主への保証金制度の義務付け ・・・ 購入時に逃亡保険や保証金制度
3)繁殖した外来種の駆除 ・・・ 財源はペット購入者からの保証金・保険金

しかし現状では対策が出来ていない。やはりこの問題を根気強く発信しつづけることが重要だと思う。

2014年ももうすぐ終わり

2014年がもうすぐ終わろうとしている。
今年のエコ活動はどうだったろうかと、いつもこの時期には深刻になる。
でもいつも一人で活動しているので、やれる範囲は決まっているし、極端に効率が悪くなければ納得するしかない。

来年は今までと違い環境系NPOの支援活動を行うことになりそうだ。
できるだけ彼らの業務効率アップを支援して行きたい。

ワイルドライフ・マネジメント・フォーラム in 札幌

昨日(11/12)にカデル2・7で行われたワイルドライフ・マネジメント・フォーラムin札幌に参加しました。
100名少々定員の会議室が満席でテレビカメラも入り、関心の高さを物語っていました。

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このフォーラムは知床自然大学院大学の創設目的をアピールするためで、それは知床の自然を管理・観察・研究・教育できる人材を育成することです。
現在知床の自然管理や野性動物との共生を考慮した地域づくりは、人材・予算・モノがないため進んでいないのが実情。

そこで人材確保と教育を兼ねて、知床自然大学院大学を設立しようとするものです。
こうして地域・自然・社会をつなげる体制のひとつをつくろうというものです。

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まず代表理事の田中俊次(東京農業大学名誉教授)の挨拶に始まり、続いて北海道環境生活部環境局の川勝氏が来賓挨拶を行った。

それから問題提起として「野生動物問題の現状と地域社会/梶光一氏(東京農工大学大学院教授)」、その後、事例報告として(1)知床におけるヒグマとの共存と地域社会・・・増田泰氏(知床財団事務局長・主任研究員)、(2)年と地方の野生動物共存の考え方~ヒグマの事例を中心に・・・佐藤喜和氏(酪農大学教授)、(3)共存を実現する専門職とその養成・・・中川元氏(知床自然大学院大学設立財団業務執行理事)があった。

問題提起の話では、エゾシカとイノシシによる農作物などの獣害についての説明があった。またエゾシカにおいては、北海道の捕獲のデータが紹介され、ハンターが高齢化にも関わらず懸命に捕獲している様子が伺えた。世界でも最高水準の捕獲率・捕獲量とのことだった。

事例報告では、知床のヒグマが環境により生態が変化しているという事例がたいへん興味深かった。気候により主な餌が不足したことで、ヒグマが生まれたてのエゾシカを捕食したり、海を泳いで定置網の鮭を捕獲したり、今まで知られていた生態とは明らかに違った行動をとっていることが研究で分ってきたとのこと。

ヒグマの生態が変化することで人間の生活圏に近づくことも多々増えてきている。こうした事実を詳細に研究・分析・地域に広報し、地元住民との連携を推進するためにも知床自然大学院大学の開設が切望されることが報告された。

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また札幌での野生生物の事例では、郊外の森と人間の生活圏の間に緩衝地帯を置いた街づくりの提案も紹介された。現在、ヒグマの目撃事例は森と人間の生活エリアが近接していることが原因であり、対策が必要であることが報告された。

今回の話を伺い、北海道で自然環境の保護と野生生物との共存という街づくりが急務であると感じた。今後の人口減少社会では、管理体制が脆弱化するのは明白であり、これを効果的に補うためにも自然環境・野生生物とかかわる人材の確保・育成が重要であることを痛感した。単に知床だけの話ではなく、北海道全体に関わる重要問題である。

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地域主導による再生可能エネルギー事業化促進に係る研修会

環境省主催の「 地域主導による再生可能エネルギー事業化促進に係る研修会」(札幌市)に10月28日・29日に参加してきました。

約20名が参加し、半分が自治体職員でした。また民間やNPOからの参加者は、まちエネ大学OBや周知の方も何人か見受けられました。(顔見知りが増えてきました。・・・・新規参入者が少ない!?)
2日間の関連セミナーとワークショップで、地域での再生可能エネルギー事業(再エネ)について見識を広げることが出来ました。
今後の再エネ進展に少しでも、貢献していきたいと思います。

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■地域で再エネを行う際の問題点・注意点
1)土地・リソースを提供しエネルギーはすべて中央が獲得する
2)地元にお金が落ちない ・・・ 固定資産税くらい、人も来ない
3)地域には専門家がいない・情報がない
4)関われる人材も少ない


■地域での再エネの目標
1)地域に長期間(永続的に)利点があることが前提
2)地産地消を考えた再エネが必要 ・・・ 再エネ・リソースの多様化
3)過疎化・人口減・少子化に対応することも前提


■対応策
1)まず官(自治体・行政)が旗を振る ・・・スターターとなる
2)近隣の自治体どうしの連携
3)情報の共有化と情報発信の多様化
4)地元の銀行などを活用した地域ネットワークづくり
5)シニア層を活用~少子高齢化・過疎化に対応


*何よりもコミュニケーションと交流の場が大切ということを実感。


プロフィール

環境良夫

Author:環境良夫
「北海道の自然環境を学ぶホームページ」を運用しています。北海道の自然環境の現状について調査・分析をしています。どうぞよろしく。

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