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「北海道の野生動物は今」

道民カレッジ連携講座  ほかいどう学 「北海道の野生動物は今」を受講してきました。

まず講師の小川巌酪農学園大学教授(環境システム学部)から森林率の話があった。
日本の森林率は67%で、北海道は71%。日本は世界第2位の森林率で、第1位は76%のフィンランド。
いかに北海道が野生動物の宝庫であるかが理解できる。しかし近年の宅地開発等により自然環境は徐々に劣化しているとのこと。

■希少動物の更なる減少・・・シマフクロウ、イトウ

■逆に増加している希少動物・・・・タンチョウ、ゼニガタアザラシ ~ 新たなる環境被害(農業被害、水産被害)をもたらし始めたこと。

■実態が不明の希少動物(ナキウザギ、トウキョウトガリネズミ)

■激増するエゾシカ

■外来動物の問題・・・・アライグマ、ブラックバス、セイヨウオオマルハナバチ
*特に外来種動物の3悪 ~ 問題は深い。
 (1)生態系の撹乱
 (2)農林水産被害
 (3)動物由来感染症

*セイヨウオオマルハナバチは平取町のトマト農家がハウス栽培の受粉作業用としてオーストラリアから持ち込んだのが道内に繁殖。

■野動物の事故・・・・ロードキル(交通事故)、エコブリッジ、アニマルレスキュー

■普通主の危機・・・・アカショウビン、シマアオジ、アカモズ、オコジョ、トゲウオ


*法律では捕獲に関してはたいへん厳しくなっているが、持ち込むことには無法地帯である。
 もっと人間が責任を持つべき。

たいへんためになった。
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エゾシカ&自然環境問題の立ち話(12/20)

夕方からエゾシカ問題や自然環境の専門家であり、私の仕事の親受けでもあるM氏にいろいろと話を伺った。

1.京都議定書では、ヨーロッパのみが有利になるしくみであり、日本やアメリカには不利。
 基本的にスタート地点の基準値が異なっている。ヨーロッパは達成目標値が低いためヨーロッパのみが
 得をするシステムになっている。アメリカが離れたのも納得。

2.スーパーのレジ袋はもともと廃棄ナフサを再利用したもの。これを現在のごみ処理燃焼炉で焼却すれば
 焼却の補助剤的に作用して燃焼を足すける。更に現在のごみ焼却炉は高温のなめダイオキシンは発生しない。

3.火力発電から排出される二酸化炭素は、現在の石炭から天然ガスに換えると約3割以上減少する。
 天然ガス化が進まない原因は何か?

4.原子力発電を存続させているのは、電力確保ではなく国内で核技術を保有するためだけ。
 また原発が二酸化炭素を排出しないというのはウソ。(製造時や管理の際には、多項目で発生している。)

5.エゾシカの環境被害の数値化はかなり難しいのが現状である。

国内クレジット制度セミナー

週末に、「国内クレジット制度」セミナーを受けてきました。その参加人数の多さに驚きました。
多くはこの制度を利用して環境保全活動に関して収入を得ることが目的とのことです。

この制度は、企業の排出削減活動の計画->専門機関による認定->削減活動の実行->実証のサイクルで、排出削減目標値までの削減が困難な企業・自治体などが、CO2排出を削減した企業からその分の排出権を購入するしくみです。

排出削減活動をする企業と排出権を購入する企業・団体が確定することで成立します。さらに購入先を探すしくみも作られています。今後はもっとこの制度を利用する企業が増えると予想されます。

自然環境への直接的な保護・保全活動ではありませんが、CO2削減での貢献は大きいと思われます。
中小企業の環境保全活動に弾みをつられる制度だと思いました。

「ミツバチの羽音と地球の回転」を見て

昨日、「ミツバチの羽音と地球の回転」という鎌仲ひとみ監督のドキュメンタリー作品を見てきた。
これは山口県上関町で進められている原発計画において、その建設予定地の向かい側に位置する祝島の住人達の原発反対を訴え続けている活動を真正面から捕らえた作品である。

瀬戸内海の入り口にある祝島は、半農半漁の島で島民たちは貧しいながらも自活する道を選び日々奮闘していた。
さらにこの田ノ浦は海底から淡水が湧く多様な生物圏をもつ漁場でもある。

このドキュメンタリーは自然と共存し、再生可能なエネルギーを取り入れようという主旨で制作されている。
すでにスウェーデンなどは脱原発で自然エネルギーを利用した社会を実現しつつある。こうした脱原発で自然エネルギーを選択する事はどの国でも可能だと思う。

国がCO2を出さないからといった単純な理由で、原発を推進する発想はあまりにも幼稚。
原発を製造するための排出されるCO2や原発運用の際の廃熱交換のための海水利用で周辺の海水温度の上昇という環境問題が起こる。また放射能事故や莫大な維持管理コストを考えると原発を推進する理由がまったく分からない。理解できない。

また多くの人がこの原発や天然エネルギーについてもっと知ってほしい。またこうしたエネルギー教育が必要だと思う。

カラスと生態系

昨日、自然保護学校で「カラス」についてのセミナーを聞いて来た。
いろいろと面白いことを教えて頂いた。

札幌市内・近郊にいるカラスは、ほとんどが「ハシボゾカラス」と「ハシブトカラス」とのこと。
都市部に生息しているカラスも立派な野鳥であるとの話が新鮮に感じました。

カラスの寿命は、20年以上らしい。カラスが黄色をよく見れないという話はウソ。
またカラスも含め鳥類は臭覚が微弱とのことで、ほとんど臭いを識別できない。

カラスには寝床と活動場所がある。最近は道庁と大通り公園などが活動域。円山公演は少ない。
雑食性で木の実やタンポポの花も食べる。もちろん生ゴミもあさる。

習性として、日光浴や蟻浴(蟻の巣の上に留まり、蟻をカラダに這わせる)を行う他、
北海道では雪浴も行う。また3歳位で大人のカラスとして自立し、つがいになり、
テレトリーでオスメス長く仲良く暮らす。若いカラスは特定の場所に集まって活動する。

カラスと猛禽類は、天敵どうし。カラスがいる場所には、すずめや他の鳥も生息している。
ある意味、小さな鳥を猛禽類から守っているのはカラスとも言える。
カラスの住まないところには、他の鳥も住まないということも言える。

こうした話を聞き、カラスに興味を持った。

第6回Bio-Sライフサイエンス・フォーラム 〜ほっかいどうバイオクラスター・トライアングル

昨日、さっぽろバイオクラスター Bio-Sの「第6回Bio-Sライフサイエンス・フォーラム 〜ほっかいどうバイオクラスター・トライアングル〜」があり参加してきた。

本フォーラムは、「文部科学省地域イノベーションクラスタープログラム」の研究開発の更なる発展を目指し、現在進められている技術開発やシステム構築を
中心に、産・学それぞれの立場から情報を提供し、意見交換する場として開催されているものです。

今回は「ほっかいどうバイオクラスター・トライアング ル」と題し、北海道内においてクラスター創成に取り組む函館、十勝、札幌(道央)の3地域より
トピックの紹介があった。

[内容(講演予定者)]
講演者からいろいろな取り組みに関して説明があり、興味深く話を聞きました。

■基調講演:冨田勝氏(慶應義塾大学)
2001年に開設した慶応義塾大学先端生命科学研究所を核とした鶴岡メタボロームキャンパスでの研究事例がいくつか説明があった。蜘蛛の糸を微生物で生産させる話も面白かった。
興味深いものが多く、今後日本のバイオテクノロジーの先頭に立っていくのはと感じた。


■函館地域:吉岡武也氏、清水健志氏(北海道立工業技術センター)
函館マリンバイオクラスターとして昆布のDNA分析で種別を識別する話があり、これは産地の認定のための分析方法の説明であった。
この分析方法により、中国産・韓国産・北海道産の識別が可能となり、地元の昆布のブランド化に弾みがつくとの話だった。
講演後の質疑で、中国産の昆布がもともと日本から持っていったものであることを教えられたが、DNAには既に違いがあることにもちょっと驚いた。

■十勝地域:福島道広氏、牧野壮一氏(帯広畜産大学)
とかちABCプロジェクトとしてビートベタイン(ビートから抽出されるトリメチルグリシン)の健康機能性についての話があった。
このビートベタインには肝障害の抑制効果があることの説明があり、ちょっと興味を持った。また十勝産チコリイヌリンの機能性についての説明があり、腸内環境改善効果(プレバイオティックッス効果)と脂質代謝改善効果があるとの話だった。

次に新たな食中毒原因微生物の検出法の開発についていろいろな事例での説明があった。


■札幌地域:小海康夫氏(札幌医科大学)
地域医療の事例として、留萌市で行われている留萌コホートピアの取り組みについて説明があった。


この中で十勝ABCプロジェクトの話が興味を持った。今までの北海道食材に新しく健康維持という機能性を
含められるのはと思った。また食中毒に対して耐性のある食品や食中毒を中和させるような食品の研究に
つながれば面白いと思った。

環境保全技術セミナー

昨日、第3回環境保全技術セミナーに参加し、カーボン・オフセットについていろいろと学んできた。

まずカーボン・オフセットとは、自分の家庭やオフィスで温室効果ガスの排出削減が困難な場合、その排出量を別な場所で排出削減・吸収量など(クレジット)の購入や他の場所での排出削減・吸収の活動の実施により困難な排出量の全部または一部を埋め合わせることなのです。

そもそも実現された温室効果ガス排出削減・吸収量をクレジットとして認定する制度「オフセット・クレジット(J-VER)制度」が2008年11月に創設されていたのです。

2009年12月には温室効果ガスの削減・吸収がJ-VER制度に整合しているものを都道府県J-VERプログラム認証リストに掲載する仕組みができました。当該プログラムより発行されるクレジットは、J-VER登録簿に登録されます。

2010年6月のJ-VER制度事務局が行ってきた妥当性確認を、ISOの認定機関が実施することで、クレジットに対しての信頼性と妥当性確認手続きの効率化を促進。

更にグリーン購入法にも「環境物品等の調達の推進に関する基本方針」が2010年2月5日の閣議決定により改定され、カーボン・オフセット認証ラベルも参考とし環境負荷の低減に有用な物品等の調達に努めるということが盛り込まれました。

こうしたカーボン・オフセットとJ-VER制度に関する経緯や事例について知ることができました。

また環境モデル都市・下川町の「森林バイオマス活用によるカーボン・オフセット」の事例発表がありたいへん興味深かった。こうした試みが多くの町で行われるようになってほしいと思ったのです。




ひまわりの種の会主催フォーラム


今日、ひまわりの種の会が主催する「市民参加でゼロカーボン化するエコイルミネーション フォーラム」(ひまわりの種の会10周年記念)に参加した。

札幌市環境局長の「環境首都・札幌をめざして」、NPO法人北海道グリーンファンドの「市民参加で広げる自然エネルギー」、とさんこ・オフセット倶楽部の「札幌ホワイトイルミネーションの価値を高めるゼロカーボンな取り組み」、NPO法人ひまわりの種の会「灯そう!太陽と風のエコイルミネーション」の講演を聞いた。

それぞれの導入事例などはたいへん参考になった。札幌市のホワイトイルミネーションの一部も太陽光発電でまかなっており、たいへんエコな事例として知ることができた。しかし風力発電などの自然エネルギーの利用・開発が他の先進国などと比べるとたいへん低いのが懸念される。

また太陽光発電も最近その構造的な欠陥や製造過程で有害物質などが利用されておりこれも環境問題を引き起こしていることも問題という一面もある。

物事には全て長短があり、どう社会というステージで有効活用するかが問題となるが、太陽光発電も風力発電も今これからもこうしたNPOや自然エネルギー推進グループの活動を注目したい。

エゾシカ&自然環境問題の立ち話(12/07)

夕方からエゾシカ問題や自然環境の専門家であり、私の仕事の親受けでもあるM氏にいろいろと話を伺った。

1.エゾシカの殺処理は、まずメスを中心にする。(生存本能の強いオスが残こすようにする。)
  -> これはバランスの問題であり、オス・メス関係なく殺処分すると絶滅する可能性も出てくるため。

2.知床半島の先で囲い込む実験がかつて成功したが、運ぶ手段がない。
  -> 海路では肉質が落ちる。ヘリコプターでは、1度に6頭程度しか運べず、しかも200万円もかかる。

3.外来種生物の問題で、アライグマの根絶はかなり厳しい状況であるという認識を聞いた。
  -> しかしアライグマの巣を探す犬の教習があり、そうした犬を増やすのも改善効果が高いのでは。

4.エゾシカ問題や自然環境問題でのルポ活動をする場合、現状で活動している枠組みの中で行うほうが
  効率的。(個人レベルで行うのは限界があり、2度手間になる。)

いろいろと参考になる情報や意見を伺った。とても勉強になりました。
  

アラクグマ慰霊祭と特定外来種生物

昨日、北大獣医学部で行われた「アライグマ慰霊祭」に出席し、続いて行われた講演会に参加してきました。

このイベントはアライグマ研究グループと北海道環境生活部環境局自然環境課特定生物グループの有志で結成された組織で、毎年12月初旬に行われています。今年で3回目で、40~50名の参加者がありました。

なぜアライグマ慰霊祭なのか?それは本来北海道(日本)に生息していないこのアライグマがペットとして輸入されそれが逃げ出しまた捨てられたことで爆発的に繁殖して数が増え、捕獲し処分しなければならないという現状があるからです。

こうした外来種の動物が増えると、本来の生態系も壊れ、また農作物や人間の生活圏にも影響が出てきます。こうした事態を少しでも解消するには、駆除しかないのです。

今回の講演会では、アライグマの他にウチダザリガニとセイヨウオオマルハナバチの説明があり、たいへん勉強になりました。こうした外来種生物を捕獲するボランティアも少しずつ立ち上がってきているとの報告もありましたが、やはり一般市民がもっと関心を持って、こうした駆除活動に参加できるシステムづくりが必要だと強く感じます。

また北海道の外来種生物について解説しているサイト「北海道ブルーリスト」を紹介された。

今後もこうした外来種生物の現状について注目し、何らかの協力ができればと思いました。

微生物と自然環境との関係を学ぶ その2

微生物と自然環境との関係を学ぶ その2

■インドネシアのプランテーションで亜酸化窒素が生成されるメカニズム

現在、インドネシアで原野を開墾して、ヤシを植えてパーム油を採るという政策が実施されていることで、通常よりもはるかに高いレベルで脱窒が行われ、亜酸化窒素が放出されている現状について説明があり、各種の測定結果を元に亜酸化窒素が生成されるメカニズムについて話を聞きました。

通常、窒素を固定するためのプロセスで、原野を開墾したことでN2O還元酵素の遺伝子を欠く微生物(N2O生成細菌)が出現(あるいは変化した?)したためではと、結論づけられました。


■まとめ(農地からの亜酸化窒素生成について)

1.世界の農地で活動するN2Oはその土地で特徴的な挙動をもつ。
2.自然林を開墾して農地にすると思わぬ微生物が暴走する可能性がある。
3.N2Oの抑制には微生物生態系の理解とバランスの維持が絶対必要である。




< 亜酸化窒素とは >
亜酸化窒素は、半減期が114年でCO2よりも298倍温室効果が高いガスです。

ちなみに温室効果ガス(GHG)は、以下に大別されます。
CO2(二酸化炭素):化石燃料から発生
 -> 除去方法 = Caイオンとの塩形成や光合成

CH4(メタンガス):永久凍土・水田土壌・反芻動物等から発生 ->
 -> 除去方法 = 光酸化反応による分解

CFC(フロンガス):工業製品(人工合成品)の製造工程から発生
 -> 除去方法 = 製造の禁止・使用規制

N2O(亜酸化窒素):農地・下水処理などから発生
 -> 除去方法 = 現在なし



微生物と自然環境との関係を学ぶ その1

昨日、第74回 環境・自然を考える会「人間が作り上げた環境で暴走する微生物たち」のセミナーに参加して、北大大学院農学研究院 生態化学研究室 橋床泰之教授による講義を聞いてきました。

この「環境・自然を考える会」は毎月1回、環境や自然について研究している方や造詣の深い方を招き、わかりやすい言葉で語っていただくことを目的とした会です。

普段なかなか聞くことができない微生物・バクテリアのいくつかを例にいろいろな話が聞けました。

■毒性の抑制をする菌の話
ある稲の病気でその原因となる菌を見つけ、その菌の作りだす毒性物質が稲を枯らすことが分かり、その防止策を研究すると、普段稲になんら影響の無い別な菌と稲を枯らす菌を一緒にするとその毒性物質の生成が抑制され、稲も枯れずに成長したことが確認できたそうです。またこの結果は農薬を使用するよりも効果がでたとの事でした。


■岩を食べる菌
ある菌が岩の小さな隙間に入り込んで菌糸を伸ばし岩の中の栄養分(ミネラル元素類など)を必要以上に取込み余った養分を樹木の根に与えているらしいとの話で、最後にその菌が岩を砕いてしまうというものでした。珪素を含んだ硬い岩も砕かれるとの事です。

微生物のひとつが岩を土に変えるプロセスで、樹木と共生し自然のバランスを取っているのだと思いました。

ホームページ作成中

札幌環境ワークショップのホームページ「北海道の自然環境を学ぶHP」の構成を検討中。いろいろと掲載したい表示データがいろいろあり工夫が必要。いろいろ考えよう!
プロフィール

環境良夫

Author:環境良夫
「北海道の自然環境を学ぶホームページ」を運用しています。北海道の自然環境の現状について調査・分析をしています。どうぞよろしく。

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