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環境と珈琲 ~ コーヒー1杯から環境について考える

環境と珈琲 ~ コーヒー1杯から環境について考える

4月26日(火) 19:00~21:00  喫茶リファインド  飛渡マスター

公式ホームページ http://www.refined-coffee.com/

コーヒー1杯からでも環境について貢献できるのでは・・・・。
飛渡マスターは数年前から検討し、行動してきました。

まず生産者から流通して消費者まで目に見える商品(トレーサビリティ商品)であること。

環境に考慮したコーヒーであること。(サスティナブル・コーヒー:sustainability)

認証を受けたコーヒーであること。(非営利団体や第3者期間による一定の査定方法に沿って評価されたもの。)
評価NGO団体:コンサベーション・インターナショナル(USAバージニア)、レインフォレスト・アライアンス(USAニューヨーク州)、グッドインサイド(オランダ・アムステルダム)、フェア・トレード(ドイツ・ボン)、バードフレンドリー(USAワシントンDC)など

環境問題をコーヒーと通して勉強するという機会を作ってくれたマスターに感謝を述べたい。
たいへん分かりやすく、また奥が深いと感じた。


*飛渡マスターはコーヒーメールという素晴らしいアイデアも実現した。
はがきサイズの封書にサスティナブル・コーヒー(挽いた豆)を詰めて相手に贈る(送る)というもの。
コーヒー以外に返信用のハガキも入れたアイデア商品(贈答品)である。これからいろいろと利用したい。

コーヒーメールの説明 -> http://www.refined-coffee.com/coffeemail.html


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科学技術週間セミナー in 北海道 2011~ホントは身近な科学技術~

科学技術週間セミナー in 北海道 2011~ホントは身近な科学技術~

2011年 4月 19日 (火曜日) 13:30 ~ 17:10
ホテル札幌ガーデンパレス 2階 丹頂の間(札幌市中央区北1条西6丁目)
<JST育成研究成果報告>
・「デジタルレンズ電子顕微鏡の研究開発」
北海道大学 教授 郷原 一寿 氏

・「蛋白質大量発現細胞株の確立と産生蛋白質(バイオジェネリック医薬品等)の有効性評価」
北海道大学 教授 鈴木 定彦 氏

<道総研発表 テーマ:「知っているようで知らない水の話」>
・「空から降ってくるもの -大気の水-」
環境・地質研究本部 環境科学研究センター 研究主幹 野口 泉 氏

・「森・川・海のつながり -森の贈り物がもたらす多様な役割-」
森林研究本部 林業試験場研究主任 長坂 晶子 氏


今回はJSTと道総研の発表が行われたが、環境についての発表が面白かった。
特に「森・川・海のつながり」は、森-川-海の生態系のつながりについてたいへん有意義だった。

この研究は森から流れ出て海岸にたどり着いた枯葉がもたらす生態系への影響について調査したものだった。濃昼川(ゴキビルガワ:美唄の近郊を流れる川)での調査結果についての発表でたいへん興味深かった。

平成23年北海道森づくり研究成果発表

平成23年北海道森づくり研究成果発表

日時:2011年 4月 14日 (木曜日) 10時00分 ~ 16時30分
場所:札幌エルプラザ(札幌市北区北8条西3丁目)

以下の題目が発表された

1.日高管内におけるエゾシカ被害防止の取組
 日高振興局森林室 普及課 専門普及指導員 塚原正之

2.上川北部地域における施業集約化の取組について
 上川総合振興局北部森林室 普及課 主査(木材利用) 中村秀壽

3.「初山別地域森林整備に関する協定」締結について
 留萌振興局森林室 森林整備課 主査(計画) 滝川 誠

4.カラマツ複層林における下木の間伐について
根釧西部森林管理署 森林官 重藤有史

5.我が署における人材育成活動
網走西部森林管理署西紋別支署 総務課長 国沢 修

6.マルチキャビティコンテナを用いた産地の異なるアオダモ実生苗の育成経過
林木育種センター北海道育種場 主任研究員 福田陽子

7.パッチワーク状混植で森をつくってみませんか!
道東支場 研究主任 中川昌彦

8.成熟期を迎えたトドマツ人工林資源の効率的施業に向けて ~収穫予測システムとその利用方法~
道東支場 研究主任 滝谷美香

9.現場で使えるハーベスタ・フォワーダシステムを目指して
森林資源部 経営グループ 主査 渡辺一郎

10.トドマツ人工林における根株腐朽被害とマツノネクチタケの伝搬
   森林資源部 保護グループ 主査 徳田佐和子

11.外来種ニセアカシアとどのように向き合うのか?
 森林環境部 環境グループ 主査 真坂一彦

12.ササを使ってのり面を緑化する ~ササを増やす、育てる、植える~
   緑化樹センター 緑化グループ 主査 錦織正智



どれも興味深い内容で、今後もこうした発表会に参加したい。
特に植生変化や森林更新、エゾ鹿などの獣害にはたいへん興味がある。
また森林の適正管理や地域との関わりに関しては今後大いに学ぶ必要があると思う。

更に植物の遺伝子拡散及び遠隔地での交配の問題についても今後調査したい。
また北海道の林業についても大いに考えたい。

きたネットカフェSPECIAL エネルギー編 第1回

きたネットカフェSPECIAL エネルギー編 第1回

日時:2011年4月13日(水) 19:00~22:00
場所:環境NGO ezorock 1Fコミュニティスペース
鈴木 亨 氏(NPO法人北海道グリーンファンド)
新保 るみ子 氏(NPO法人ひまわりの種の会)
岩井 尚人 氏(株式会社アイ☆エポ)


主な話題について

■海外での電力販売事情について

日本での電力会社は10社で独占だが、海外では、90年代からの自由化の結果、発電・送電・配電と別会社が一般的。特に発電は規制緩和で乱立した。
送電に関しては社会的インフラとして公的に監視されている場合が多い。
更にアメリカでは地域ごとに複数の電力会社がある。

★ネットでの調査結果
アメリカの発電会社
2000年で3,152社:私営(7.6%)、地方営(63.7%)、協同組合営(28.4%)、連邦営(0.3%)
販売電力割合:私営(73.7%)、地方営(15.6%)、協同組合営(9.2%)、連邦営(1.5%)
(http://simlabo.main.jp/simrepo/r035.htm)

■日本での電力の自由化は進められるか?

先ずは固定価格買取制度の国内導入が最優先事項。---> 2012年からスタート予定
自然エネルギーに付加価値をつける(化石エネルギーや原発との差別化)


■自然エネルギーの発電量
北海道:30万KW デンマーク:320万KW

★ネットでの調査結果

1.風力発電の国別の導入量(2010年)

1位 米 国(351,59) 【22.3】
2位 ドイツ(257,77) 【16.3】
3位 中 国(251,04) 【15.9】
4位 スペイン(191.49) 【12.1】
5位 インド(109,26) 【6.9】
6位 イタリア(48.5) 【3.1】
7位 フランス(44.92) 【2.8】
8位 英 国(40.51) 【2.6】
9位 ポルトガル(35.35) 【2.2】
10位 デンマーク(34.65) 【2.2】

ちなみに日本の風力発電容量は08年比で約9%増の21億㍗で世界第13位。
<()単位億㍗.【】世界シェア%. GWEC(世界風力会議)報告より>



太陽電池総導入量は5.5GW以上。2007年の2.4GWに対して倍増
【国別導入量】2008年
1位.スペイン.......2,511メガワット
2位.ドイツ...........1,500メガワット
3位.アメリカ...........342メガワット
4位.韓国...............274メガワット
5位.イタリア...........258メガワット
6位.日本...............230メガワット
< ヨーロッパの太陽電池振興団体:European Photovoltaic Industry Association(EPIA)による >


■節電方法

自宅の契約アンペアを下げるのが、最も簡単。契約基本料金も安くなる。


■今後

今後、エネルギー(電気)についてのありかた・どうあるべきかを皆が自分の考えを明確に持つ。

講演会「森を生かす、人とつなぐ」

講演会「森を生かす、人とつなぐ」を聴いてきました。

日時 2011年 4月 9日 (土曜日) 15時00分~16時30分
場所 札幌エルプラザ2階 環境プラザ研修室1・2
講師  山本 牧氏(NPO法人もりねっと理事)

林業は50年・100年先の話ではなく、ちゃんとやれば5年後・10年後に形として現れるものである。また森は地元・地域の環境空間である。

■現状
天然林の質の低下・・・・悪い択伐で立ち枯れが起こり、笹も増えている。
-> 皆伐して、手入れしたほうが良い。

手入れ遅れの人工林・・・暗く単調な環境
-> 適正な手入れが必要

●皆伐と択伐のいずれが良いのか、もっと検討すべきでは。

●ゾーニングが重要・・・保全と利用の線引き=森林の区分(プランニング)が最優先
-> それを誰が行うのかも問題 -> 今までは林野庁と環境庁の力関係で決められていた
■日本の森林
日本の森林率:66% 2500万ha 北海道:71% 554万ha
フィンランド:73% スウェーデン:67% アメリカ、カナダ、ドイツ:30%
世界平均:約30% 

*日本の森林環境は非常に素晴らしい。(温帯気候がこの森林率を下支え。)

高い森林率 -> 植えるより切る! -> 植林は何のため?

●まず木材の自給率をUP ・・・ 現在は24%

*間伐材・・・昔は売れたが、今は売れない。(昔は炭鉱や建築現場で使用された。)
-> 現状では細い丸太の利用価値が無い。 -> 何か利用価値を作るべき

■林業での注意点 ・・・ 伐採材の運搬による環境負荷
-> ブルトーザーや重機などによる土壌浸食が問題 -> 若い芽などを踏み潰している

●業者(林業振興)のための無駄(!?)な伐採
例)林業の土場をつくるという目的で伐採し、その伐採された木材は支障木という扱いで安く業者に払い下げ、業者は市場で通常の価格で販売し、差額を利益として得る。
-> こうした伐採が本当に森林のためになるのか?

例)伐採をしないはずの道有林で、伐採が行われていた。
-> 道は天然林の下に生える木や植物の受光伐(太陽光を当てるための伐採)との回答。-> しかし下には木や植物はない。 -> いったい何のための伐採?

例)林業用のための山間部の一区間の舗装道路、しかも全線つながっていない道路。
-> 本当に必要な道路などか?


■森林のために必要なこととは
・ゾーニングの後で、森を手入れするための道を作る。
・道を使い捨てにするやり方は、止める。
・森のシビリアン・コントロールが必要。
-> プロ(林業業者)の理屈だけでやらせない。-> 市民によるアセスメント
-> 市民も森林について勉強して、一緒に森を守る意思と行動が不可欠

最後に参考事例としてもりねっとが管理する突哨山での事例が紹介された。
・森について方針を決定するためのグループとその決定に従って施業するグループがあって森を管理している。


■所感
森にどのように接していくべきかという基本方針について教えられ、たいへん参考になりました。自分も今後、森林について何を学んでいけばいいのか道筋が出来てきたと感じました。森林のため・その地域に暮らす人のため、森林をどうして行くのか、しっかり考えながら活動していきたい。

第77回 環境・自然を考える会「作物の病気との闘い」

第77回 環境・自然を考える会「作物の病気との闘い」

2011年4月2日(土) 13:30~15:30 エルプラザ 

北海道大学大学院農学研究院 応用生物科学部門育種工学分野 教授 上田一郎氏


■植物の病原微生物

1.菌(糸状菌)・・葉の表皮などから入り込み、葉の内部の細胞深く菌糸をのばす

2.バクテリア(細菌)・・・葉の気孔から植物に入り込み、周辺の細胞

3.ウイルス・・・・表皮細胞から侵入し、植物細胞に入り込む

例)

イネいもち病・・・イネいもち病菌というカビの一種に感染することで発病

細菌病

ジャガイモの疫病菌


畑の生態系は単純なため一度病気が発生すると瞬く間に畑全体に広がる
栽培品種は病気への耐性より、おいしくする育種が重視されて開発されてきた。

■農業が生態系に及ぼす影響
シベリヤの原野が(小麦)畑になった事例で
キルギスステップにおける原野と畑の昆虫相の比較
------------------------------------------
   項目       原野     畑
------------------------------------------
全生息昆虫種    340種   142種
全個体数/㎡   199.0匹     351匹
優先個体数/㎡  112.2匹    331.6匹
------------------------------------------
昆虫の種類は半減し、優先昆虫の密度は3倍になった。
農耕地は、原野でないため生物相の多様性は失われる。


■野生種と栽培種

病気に強い <------------------------------------->病気に弱い
(Disease tolerance)                      (Susceptible)
   野生種(Wild species)          栽培種(Cultivated crops)   
            Agricultured techniques
             ・品種の開発(Breeding)                  
             ・科学肥料(Fertilizer)
             ・農薬の開発(Agricultural chemicals)

*栽培作物の病害の防除には農薬は欠かせない。

■農薬を使用しない場合の減収率(%)・・・日本植物防疫協会調査1991年
水稲:28%、小麦:36%、大豆:30%、リンゴ:97%、もも:100%、キャベツ:63%、大根:24%、きゅうり:61%、トマト:39%、馬鈴薯:31%、ナス:21%、トウモロコシ:28%

*1962年にサイレントスプリング(邦題:生と死の妙薬)の出版
レイチェル・カーソン女史が発表・・・・大きな反響
殺虫剤DDTなどが自然界で分解されにくく環境に蓄積し、思わぬ害を招く可能性を指摘。
従来、農薬は環境に蓄積したり慢性毒性を発現するという観点で見られていなかった。
その後の安全性試験などに多大な影響を与える画期的な本となった。

■環境負荷軽減の作物遺伝資源

植物には、病害抵抗性に関連する多数の遺伝資源をもっている。
->農薬を軽減するには、植物の本来持つ耐病性を強化させる。
<総合防除>
栽培方法の改善、抵抗性品種、遺伝子組換え作物、天敵の利用

■植物が本来持つ耐病性1
病原菌の侵入を感知して細胞が死んで身を守る・・・侵入者と道連れに自殺(?)
過敏感反応細胞死・・・植物は抵抗性を司る遺伝子を持っている(動的な抵抗性)

病原菌の侵入を何らかの方法で感知し、自らの死亡プログラム(アポトーシス)をスタートさせることで、病原菌を道連れにしている。

●耐病性を示す連鎖
菌/バクテリアのエリシター -> 受容体 -> シグナル伝達 -> 抵抗性遺伝子の発現
-> 過敏感反応細胞死

◆エリシター(Elicitor)
エリシター(Elicitor)とは、病原菌が感染する際、病原菌から切り離された細胞壁や細菌の鞭毛などの成分が、植物の防疫反応を開始するためのスイッチとして機能する抵抗性反応の誘導物質。

生物的エリシター・・・病害抵抗性反応を誘導する物質。植物病原性の細胞壁の分解物。非生物的エリシター・・重金属、界面活性剤など

●タバコ(N因子)-タバコモザイクウイルスの過敏感反応細胞死の連鎖

 TMV感染 -> N因子 -> シグナル伝達 -> 細胞死 & 抵抗性

■植物が本来持つ耐病性2
ウイルスが感染するとウイルスの遺伝子だけを分解して身を守る

なぜウイルスの配列だけを特異的に認識してこれを切断できるのか?
-> 21から26塩基のウイルスの遺伝子配列由来の切断片を記憶してこれと同じ配列を探す-> 同じ配列が見つかるとこれを切断・分解する

*RNAを遺伝子に持つ植物ウイルスは6000から16000塩基の長さをゲノムにしている。

ウイルスに完成した直後に病徴を呈するが、その後病徴が消えて植物が回復する。

●植物が本来持っている耐病性を生かすには、形質転換技術は重要。
抗生物質耐性遺伝子が形質転換植物を作る時に組み込まれてしまう。
->必要な時に、必要な遺伝子を発現させる技術が今後必要。


■所感
今回のセミナー講師の上田教授は、4月1日付けで副学長になられたとのことでした。やはり農学部系は伝統があるように思えた。

今回のセミナーでは植物の防疫システムについて理解することができ、たいへん有意義だった。また植物にもアポトーシスがあることが興味深かった。

エリシターの受容体を増やすことで、防疫機能がアップするのではないかと思える。
農薬ではない別な方法でこのエリシターの受容体を増やせる方法がないだろうか?

遺伝子組換えの前に、植物本来の持つ防疫システムを強化する方法を実施すべきではと思った。

里山観察とキノコの菌打ち

2011年3月31日(木)に厚真町の本田農場でキノコの菌打ちに作業に行ってきました。


この作業は、雑木林のある暮らしをテーマとして里山の再生事業を行っているNPO森羅の代表Kさんに紹介されました。

里山の雑木林の様子や動植物などを観察できました。木と共に暮らす生活について考えることができ、たいへんいい勉強になりました。
本田農場風景


また菌打ちしたキノコは来年に最初の収穫が予定されるとのことで、こちらもたいへん楽しみです。
satoyama-kinuchi.jpg



この農場では、雑木林の木材を利用して事務所やログハウスなども作られていました。雑木林で再生可能な暮らしを目指しており、今後も注目したいです。
satoyama-jimusyo.jpg



今後、こちらの場所には何度かお邪魔して、観察させて頂ければと思います。
ご紹介頂きましたKさん、また本田さんに感謝申し上げます。
プロフィール

環境良夫

Author:環境良夫
「北海道の自然環境を学ぶホームページ」を運用しています。北海道の自然環境の現状について調査・分析をしています。どうぞよろしく。

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